名作オムニバスRPG『LIVE A LIVE』シナリオ紹介「幕末編」
『LIVE A LIVE』の素人語りで進めていくシナリオ・ストーリー紹介
どうもあげぱんです♪
今回も語っていきましょう「ライブアライブ」シナリオ紹介「幕末編」です。
日本征服を企む大名の城に、とある要人救出のため潜入する若き忍者の物語。主人公のキャラデザインは「名探偵コナン」の青山剛昌先生です。
ストーリー性よりもゲーム性の高いシナリオではありますが、時代劇ならではの登場人物に思わずニヤッとさせられますw
それではいってみましょ~♪
時代の陰に潜む闇を斬る『幕末編』
あらすじ
サブタイトルは『密命』。
時は幕末動乱期。歴史の影に生き続けてきた炎魔忍軍は、日本を支配せんとする大名「尾出院王(いおう)」がとある人物を誘拐したことを知る。
この要人救出を任されたのが若いながらも随一の資質を持つ主人公の忍「おぼろ丸」。
単身尾出の居城へ乗り込んだおぼろ丸であったが、そこは魑魅魍魎の跋扈する魔界と化していた…。
あやかしと100人の人間
「尾出院王」に付き従っていたのは亡霊を使役する「天草四郎」、探求のすえ自身の体もカラクリ仕込みにしてしまった「からくり源内」、そしてこの時代に生きているはずのない「淀君」らであった。
当然大名である尾出に仕える100人もの人間が城中には控えてはいるが、彼らは自分たちの主が人外の怪物共を率いているとは知ろうはずもない。
おぼろ丸はそんな城中の人間や妖を相手に時に斬り、時に逃れながらも要人救出のため城の奥深くへ侵入していくのであった。
囚われていたのは・・・
おぼろ丸は城の地下牢の監視役「天草四郎」を倒し、目的であった要人を救出する。土佐弁を話し、拳銃を持ち陸奥守吉行を佩刀し、北辰一刀流の使い手であるその「とらわれの男」とともに「尾出院王」を打倒することになったおぼろ丸。2人は尾出の首を獲るべく、さらなる手練れの侍や妖怪変化の待つ天守閣を目指すこととなる。
天守閣に待ち受ける魔物
おぼろ丸らはストーカー気質で醜女の「オカメの方」や、鬼に代わって人を斬る「般若丸」などなかなかに癖が強く手ごわい相手を下しながら天守閣へと向かう。
道中「からくり源内」を倒し、源内の製作していたカラクリ人形「カラクリ丸」を仲間にする。尾出院王は源内に作らせたカラクリ人形に「とらわれの男」の皮を被せ、その偽物を意のままに操ろうとしていたのだった。
さらに城を上るおぼろ丸らは忍者の集団に襲われる「淀君」を助けるが、その正体はかつての天下人の側室が怨霊となって甦ったものであった。
「淀君」を討ち果たし天守閣までたどり着いた矢先、一匹のネズミが現れる。
それに暴走し、天守閣を護衛していた虚無僧もろとも爆発するカラクリ丸。
…どこぞの猫型ロボットのオマージュであった。
ついに尾出院王のもとへと辿りついたおぼろ丸らであったが、院王は最後の刺客を呼び出し掛け軸の裏へと逃走する。
呼び出された亡霊「宮本武蔵」を倒し、尾出院王を追い詰め斬り伏せたおぼろ丸らであったが、院王は高笑いを上げ天守閣の屋根へと飛び上がる。
院王を追い屋根へと上がった2人の眼前で、尾出院王は大ガマとヘビの入り混じった怪物へと変貌を遂げる。野望の為に悪魔に魂を売り渡した院王自身も、既に人外と化していたのだった。
怪物と化した尾出院王に引導を渡すべく、おぼろ丸らは刀を抜いた。
明けない夜は・・・
天守を魔境と化した戦いの末、尾出院王は屋根から転げ落ちカエルのごとく潰れて絶命した。
直後、城へと砲弾が撃ち込まれ沖合に黒船が現れた。とらわれた男を救出に来た仲間の船だという。
とらわれの男は自身を「日本人、坂本竜馬」と名乗る。
そしてこれからの日本を変えるために、おぼろ丸に表の世界で生きる気はないかと誘いをかける。
東の空が白み、朝日が昇る。
「この日の本もいつかは素晴らしい夜明けを迎えられると…」
「ワシは、信じちゅうぜよ……!!」
完
大河ドラマも結構好きですあげぱんです
というわけで「幕末編」でした~♪
こうしてシナリオを振り返ってみるとよくわかるんですが、明らかに「魔界転生」の影響のある作品ですよねー。気になった方は是非読んでみてください。あげぱんは漫画版を読みましたw 面白いですよ。
実はこのシナリオ、分岐が激しくて途中のストーリーが結構変わってしまいます。なので今回紹介したのはあくまであげぱんプレイ時のものになります。天草四郎無視したり石川五右衛門助けたりネズミ小僧親子の悲劇があったりしますが、気になる方は是非ご自身でプレイされることをおススメしますw
それじゃ今回もこのあたりで。
でわでわ~♪