名作オムニバスRPG『LIVE A LIVE』シナリオ紹介「原始編」

LIVE A LIVE』の素人語りで進めていくシナリオ・ストーリー紹介

どうも~。あげぱんです♪

今回語っていくのは「ライブアライブ」シナリオ紹介「原始編」です。

まだ言葉の生まれる前の時代を題材にしたこのシナリオでは、キャラクターどうしの会話が一切行われません。RPGとしては挑戦的すぎる内容ですがそれを補って余りあるゲームの表現力を示した名シナリオです。

今回もネタバレありで語っていきますのでご理解のほどお願いいたします。

でわでわいってみましょ~♪

 

言葉は無くともたくましく生きる『原始編』

 

引用元:ポゴ - ニコニコMUGENwiki - アットウィキ

 ©スクウェア・エニックス

争いは原始の時代から

サブタイトルは『接触』。

まだ人間が言葉を持たない原始の時代。「クー族」という部族で生贄の儀式が行われようとしていましたが、生贄になるはずの娘が脱走してしまいます。怒った族長は娘を連れ戻そうと追っ手を差し向けます。

またとある別の部族では、狩猟を許される年齢になった主人公である原始人の少年「ポゴ」が、相棒のゴリラ「ゴリ」とともに初めての狩りに挑みます。狩りを終えたその夜、クー族から脱走してきた生贄の娘「べる」がポゴたちの集落へ逃げ込んできました。食糧庫に潜んでいたべるに一目惚れしたポゴは、自分の住処にべるを匿います。

 そこへ、クー族の「ざき」率いる追っ手がべるを取り戻そうと乗り込んできます。

ざき達を撃退したポゴでしたが、他部族であるべるを匿っていたことが族長にばれてしまい、掟に従って集落から追放されてしまいます。

引用元:ライブ・ア・ライブ | SQUARE ENIX

帰る場所を失って

行く当てのないポゴたちは、荒野を彷徨い洞窟で一夜を明かそうと眠りにつきます。

真夜中、幸せな夢を見ていたポゴが目を覚ますとそこにはクー族の姿が。隣で寝ていたはずのべるが連れていかれようとしているところでした。止めようとするポゴでしたが、ざきの妨害に遭い、べるを連れ去られてしまいます。

ポゴはべるを救い出すため、ゴリとともにクー族の集落へ乗り込みます。ポゴたちを撃退しようと襲い掛かるクー族をしりぞけた先では、べるが今まさに生贄にされようと崖上の祭壇にくくりつけられているところでした。

べるを助けようとするポゴを、クー族長の指示で阻止せんと立ちはだかるざき。

祭壇の上で一騎打ちとなった2人でしたが、戦いのさなか突如謎の地響きが起き、祭壇ごと谷底へ落下してしまいました。

 

原始人が恐れていたもの

一緒に谷底へ落ちたクー族長は、意識を取り戻すなり一目散で逃げ出します。ポゴやべる、ざきも意識を取り戻す中、谷にクー族長の悲鳴ともつかない絶叫が轟きました。

族長の逃げた先から転がってきたのは族長の証である冠。

現れたのは、肉食の恐竜「おーでぃーおー」

クー族の崇めていた対象であり、その存在を知っていた族長は逃げようとしたものの、あえなく食べられてしまったのでした。

戦うことを決めたポゴたちに、これまで敵対していたざきも加わり、正真正銘の生存競争の戦いがはじまりました。

 

わかりあえる人間の力

力をあわせておーでぃーおーを倒したポゴたち。ざきとの共闘と、おーでぃーおーの住処の先に肥沃な大地を見つけたことで両部族のわだかまりは解け、ざきはクー族の新たな族長になったのでした。

 

そして晴れて結ばれたポゴとべるが、初夜にピンク色の「接触」で興奮しすぎた結果…。

 

「あ…、あ……!」

 

あいぃ~~~~!!!!

 

 

これが人類最初の言葉だったとさ。 

 

 おしまい

 

あげぱんは元ネタを知りませんが

というわけで『原始編』紹介でしたー♪

キャラクターデザインが「おぼっちゃまくん」の小林よしのり先生ということもあってかギャグテイストの強いシナリオですが、ドット絵でのボディランゲージやジェスチャー、イラストでの吹き出し等で表現される言葉のない世界観は、改めて見てみると凄味すら感じてしまいます。

でもオチが下ネタなので台無しですがw(いい意味で)

ゲーム的なやりこみ要素としても、隠しボスのマンモスを倒すと手に入る「コーラのビン」や、モノリス型の物体「モノな石」など、往年の名作映画のパロディ的な要素がちりばめられていて分かる人は思わずクスっとしてしまうようなシナリオです。

興味がわいたら是非プレイしてみてくださいな~。

 

それじゃ今回はここらへんで。

でわでわ~♪